2022.4.12.更新
「また同じミスをしてしまった…」
「一度した失敗は、なるべく繰り返したくない」
この記事では、「同じ失敗をしない方法」についてご紹介します。
同じ失敗を繰り返してしまうと、周囲から「学ばない人」という評価を受けることとなります。そして何より、あなたの貴重な時間をムダにすることになります。
私自身、同じ失敗を繰り返すと、「本当は防げたハズなのに…」と思わざるを得ません。
この記事では、同じ失敗をしない方法として、「失敗ノート」をご紹介します。
- 記事の対象:同じ失敗を繰り返したくない方
目次
1.結論:同じ失敗をしない方法…【失敗ノート】とは
2.理由:なぜ失敗ノートが有効か
3.詳細:失敗ノートの作り方
4.まとめ
1.結論:同じ失敗をしない方法…【失敗ノート】とは
まず初めに、「失敗ノート」とは何か?を説明します。
失敗ノートとは、自分の失敗を書き留めておくノートです。
仕事やプライベートで何かミスをした際に、ミスの内容を書き留めておき、定期的に見直します。
失敗ノートの目的は、「次に同じミスをしないようにすること」です。
2.理由:なぜ失敗ノートが有効か
2章では、失敗ノートが有効と言える理由を説明します。
ここでは、主に以下の2つを理由として挙げます。
・「文字に書く」作業と「後から見返す」作業によって、記憶に残しやすい
・失敗の本質を抽出して、他の場面でも適用しやすい
まずは、「文字に書く」作業と「後から見返す」作業によって、記憶に残しやすいというメリットがあります。
「文字に書く」作業は、出来事を俯瞰できるとともに、手を動かすことで印象に刻まれやすくなります。
「後から見返す」作業は、記憶の定着を図るのに有効です。
さらに、失敗の本質を抽出すると、他の場面でも適用しやすくなります。
ここで言う「失敗の本質を抽出」については、3章で詳しく説明します。
3.詳細:失敗ノートの作り方
3章では、失敗ノートの作り方を説明します。
失敗ノート作成は、以下のステップで進めてみてください。
(1)Googleスプレッドシートに、新しいシートを用意する
(2)(1)で作ったシートに、「失敗表」を作る
(3)失敗を経験したら、(2)の「失敗表」を埋める
(1)Googleスプレッドシートに、新しいシートを用意する
まずは、Googleスプレッドシートを用意します。
「紙のノートではダメ?」「Excelでもいい?」という方もいるかもしれませんが、個人的にはGoogleスプレッドシートをおすすめします。
理由は、スマホ・PC・他、色々な端末からアクセスできるためです。外出先ですぐに書きこんだり、手軽に見返したりできます。
紙のノートでは、持ち歩くにもノート1冊分かさばりますし、紛失するリスクもあります。
ノートの形態にこだわりがなければ、Googleスプレッドシートから始めてみましょう。
※リンク先:Google スプレッドシート – オンラインでスプレッドシートを作成、編集できる無料サービス
(2)(1)で作ったシートに、「失敗表」を作る
次に、(1)で作ったシートに、「失敗表」を作ります。
「失敗表」には、失敗の概要を書きます。
具体的には、下記の項目です。
・いつ失敗したか(時期)
・どこで失敗したか(場所)
・どんな失敗をしたか(失敗内容)
・次からどんな対策をするか(次からの対策)
表にすると、こんな感じです↓
(3)失敗を経験したら、(2)の「失敗表」を埋める
最後に、失敗を経験したら、「失敗表」を埋めます。
例えば、メールの送信先を間違えた場合。
・時期:2022年○月○日
・場所:自分のデスク
・失敗内容:メールの送信先を間違えた
・次からの対策:メール送信前に、宛先確認をする
失敗内容を書くコツは、「失敗内容」か「次からの対策」に、「失敗の本質を抽出したもの」を書くことです。
今回の例の「メールの送信先を間違えた」という失敗の場合。
失敗の本質を抽出すると、「最後の見直しを怠った」というミスになります。
すると、対策は「最後に必ず見直しをする」ですが、この対策は他の作業にも使えます。
報告資料を作る際や、上司へ書類を提出する際など、です。
他の場面に適用できないか?を意識すると、より多くの失敗を防げることでしょう。
4.まとめ
最後に、この記事をまとめます。
●同じ失敗をしない方法として、失敗ノートをご紹介しました。
●失敗ノートが有効な理由は、以下の通りです。
・「文字に書く」作業と「後から見返す」作業によって、記憶に残しやすい
・失敗の本質を抽出して、他の場面でも適用しやすい
●失敗ノートは、Googleスプレッドシートで作成すると、どこでも気軽に見返せます。
・Google スプレッドシート – オンラインでスプレッドシートを作成、編集できる無料サービス
この記事が、あなたの自己投資の一助となることを願います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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