2021.9.28.更新
「人生設計に役立って、かつ理解しやすい『成功哲学』ってないかな…」
この記事は、「ユダヤ人・タルムードの小話」について紹介しています。
「成功哲学」を手当たり次第学ぼうとすると、難しい啓発本にたくさん目を通すこととなります。そうなると、学び続けるのはかなり難しいものです。私自身も、堅めのビジネス書を読むのは得意な訳ではありません。
そこで、この記事では、理解しやすい成功哲学として、ユダヤ教の聖典「タルムード」の小話をご紹介します。
- 記事の対象:キャリア設計に悩む社会人・学生など
目次
1.結論:タルムードの小話おすすめ3選
① 魔法のザクロ
② 難破船の3人の乗客
③ あるラバイの最悪で最良の災難
2.理由:なぜタルムードなのか
3.詳細:3選の小話について
4.まとめ
1.結論:タルムードの小話おすすめ3選
まず初めに、タルムードのおすすめ小話として、以下の3つをご紹介します。
① 魔法のザクロ
② 難破船の3人の乗客
③ あるラバイの最悪で最良の災難
※参考図書:ユダヤ人の成功哲学『タルムード』金言集 | 石角 完爾 |本 | 通販 | Amazon
※参考動画:📚タルムード金言集 – YouTube
2.理由:なぜタルムードなのか
「そもそも、何で急にユダヤ人やタルムードが出てくるの?」と思われるかもしれません。
ここでタルムードを扱った理由は、世界で活躍するユダヤ人にとって、成功の土台となっているのが「タルムード」だからです。
ユダヤ人は、世界人口の約0.25%に過ぎないものの、ノーベル章受賞者や、長者番付の上位陣を多数輩出しています。そんな素晴らしい活躍をするユダヤ人が、幼い頃から触れているのが、ユダヤ教の聖典「タルムード」なのです。
よって、我々も「タルムード」から1つでも学ぶことが出来れば、ノーベル賞受賞者や長者番付の方々の思想に触れることが出来るのです。
3.詳細:3選の小話について
それでは、1章でご紹介した3つの小話を、順に説明します。
① 魔法のザクロ
1つ目は、「魔法のザクロ」という話です。
まずは、小話のあらすじについて、下記の動画をご覧ください。
第209回 【子供でも楽しめる】金持ちになりたい人が絶対に聞くべき小話「魔法のザクロ」【お金の勉強 初級編】 – YouTube
この小話から得られる学びは、2つあります。
1つ目は、「ノーペイン・ノーゲイン」です。つまり、犠牲なしでは何も得られない、ということです。2つ目は、ペイン(失うこと)がゲイン(得ること)よりも先である、ということです。
ノーペイン・ノーゲインを、私たちの実生活に例えると、以下の様になります。
(いずれも、「効果が得られる確証があるならやる」では、何も得られないのです)
・スキル習得(本、教材、セミナーなど)
「スキル獲得」より「出費」が先。先に大きな出費をして、初めてスキル獲得の可能性がある。
・健康への投資(高額な寝具、筋トレ・ダイエット用品)
「効果実感」より「出費」が先。
・人間関係(手助けなど)
「してもらう」より「してあげる」が先。「してもらう」待ちでは上手くいかない。
あなたの身の回りでも、「ノーペイン・ノーゲイン」が当てはまる場面がないか、探してみましょう。
② 難破船の3人の乗客
2つ目は、「難破船の3人の乗客」という話です。
まずは、小話のあらすじについて、下記の動画をご覧ください。
第207回 【子供でも楽しめる】金持ちになりたい人が絶対に聞くべき小話「難破船と3人の乗客」【お金の勉強 初級編】 – YouTube
この小話から得られる学びは、「適性リスクをとることの大切さ」です。
リスクは、取らなさ過ぎても良くないし、取り過ぎても良くない。丁度いいリスクを取ることこそが、最善であるという考え方です。
私たちの実生活に例えると、以下の様になります。
・資産運用
貯金だけでは資産は増えないが、ハイリスク投資だけだと大損する可能性が高い。
あなたの目標に沿った利回りで、資産運用をすることが重要。
・キャリア設計
何も考えずに現状維持は良くないが、無計画にとつぜん起業・転職するのはリスクが大きい。
異動希望や副業など、あなたの目標に併せて「変化」を積むことが重要。
あなたの身の回りでも、「ノーペイン・ノーゲイン」が当てはまる場面がないか、探してみましょう。
③ あるラバイの最悪で最良の災難
3つ目は、「あるラバイの最悪で最良の災難」という話です。
まずは、小話のあらすじについて、下記の動画をご覧ください。
第109回 【子供でも分かる昔話】人生最悪の状況を乗り切る思考法&おすすめアクション5選【人生論】 – YouTube
この小話から得られる学びは、「最悪な出来事への対処法 」です。
何か悪いことが起きたときは、
「本当はもっと悪いことが起こるハズが、今回の出来事が代わりに起きてくれたから、もっと悪いことは起きずに済んだ」
と考えるのです。
私たちの実生活に例えると、以下の様になります。
・仕事
やりたくない仕事を任されたときも、「この仕事で身に付いたスキルのおかげで、将来の○○というリスクに対処できるかも」と考える。
・お金
不運でお金を失っても、「今回の失敗が教訓になるおかげで、将来もっと大金を失うことを避けられるかも」と考える。
他にも、どんな場面で当てはめられるか、想像してみましょう。
4.まとめ
最後に、この記事をまとめます。
●タルムードのおすすめ小話として、計3つご紹介しました。
① 魔法のザクロ
→「ノーペイン・ノーゲイン」を学べる小話
② 難破船の3人の乗客
→「適性リスクの大切さ」を学べる小話
③ あるラバイの最悪で最良の災難
→「最悪な出来事への対処法」を学べる小話
●タルムードを選んだ理由は、優秀なユダヤ人の「人生の羅針盤」であるためです。
この記事が、あなたのキャリア形成の一助となることを願います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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