2022.3.8.更新
2021.10.10.第1版
「計画を立てても、実行できた試しがないなぁ」
この記事では、「やることリストの効果的な作り方」についてご紹介します。
せっかく「やることリスト」を作っても、実行できなければ、リストを作った時間ごと無駄になってしまいます。
私も、リストを作ったものの、結局実行できなかった、ということが何度かありました。
この記事では、やることリストの効果的な作り方として、「マンダラチャート」をご紹介します。
特に、「計画の実行」を確実にするための方法として、この記事オリジナルの部分も含まれています。
- 記事のメリット:計画を実行に移しやすくなる、目標を実現する確率が上がる
目次
1.結論:「マンダラチャート」について
2.根拠:「マンダラチャート」はどれくらい凄いのか
3.詳細
4.まとめ
1.結論:「マンダラチャート」について
まずは、やることリストの効果的な作り方「マンダラチャート」について解説します。
マンダラチャートとは、目標達成のために利用されるフレームワークのことです。
具体的には、9×9マスの表を用意して、表の中のマスを埋めていくことで目標達成を目指すというものです。(詳しい書き方は、3章でご紹介します)
具体例として、「セミリタイア」を目標としたマンダラチャートを参考にしてみてください。
【世界初?】セミリタイア向けのマンダラ・チャートを作成してみたよ | 40代でセミリタイアしたレオのブログ (fireretire01.com)
2.根拠:「マンダラチャート」はどれくらい凄いのか
「こんな作業で、本当に目標達成できるの?」と思われたかもしれません。
ただ、この方法は、現在メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手も昔使った手法なのです。
大谷選手の場合、「8球団でドラフト1位」を目標として、マンダラチャートを作成していました。
【マンダラチャートとは】大谷翔平選手も実践した目標達成の手法を解説! | デジマール株式会社|デジタルマーケティングエージェンシー (digimarl.com)
他にも、多くの方が、マンダラチャートで目標を実現しています。それほど、効力のあるツールなのです。
3.詳細
では、マンダラチャート作り方と、立てた計画を実行する手段について、詳しく見ていきます。
この記事では、以下の2段階で進めていきます。
(1)マンダラチャートの作成
(2)実行計画の作成
(1)マンダラチャートの作成
まずは、マンダラチャートの作り方をご紹介します。
①エクセルで9×9マスを用意する
まずは、エクセルで以下のような9×9マスを準備します。
②中央マスと周囲8マスを埋める
次に、中央のマスと周囲8マスを埋めます。
中央のマスには、あなたが叶えたい「目標」を書きます。
そして、周囲8マスには、「目標達成に必要な要素」を書きます。
2章でご紹介した大谷選手の例では、「目標」が8球団でドラフト1位指名されること、「目標達成に必要な要素」は、「体づくり」「変化球」…と書いています。
③周囲8マスの内容をコピーする
周囲8マスの外側にある、下図の色付きマスに、周囲8マスの内容をコピーします。
このとき、手書きで書き写すのではなく、エクセルの「=」を使ってコピーしましょう。こうすることで、周囲8マスを書き換えたときも、自動でコピー部分も併せて更新されます。
④ 残りのマスを埋める
最後に、空いている残りのマスを埋めます。
③で書いた「目標達成に必要な要素」の実現に必要なことを、さらにその周囲の8マスに書いていきます。
大谷選手の例では、「体づくり」のために、「サプリメント」「柔軟性」などを書いています。
(2)実行計画の作成
次に、作ったマンダラチャートを実行するための方法をご紹介します。
①新たにシートを作り、一部のマスに色を付ける
マンダラチャートのシートとは別に、新たにもう1つシートを作ります。
下図のように、9行ごとに1行、色付きマスがあるようなデザインにします。
②色付きのマス→色なしのマスの順に埋める
まずは、色付きマスを埋めます。
色付きマスには、マンダラチャートで書いた「目標達成に必要な要素」を書きます。ここも、エクセルの「=」でコピーしましょう。
色付きマスの隣の色無しマスには、マンダラチャートの「要素の実現に必要なこと」を書きます。同じく、エクセルの「=」でコピーします。
「要素の実現に必要なこと」の横のマスには、レベルと期限を書きます。
レベルとは、どの程度まで達成したいかを示します。例えば、職のスキルアップでは、「資格試験で○点」「○人中1番の能力」などです。
期限とは、設定したレベルにいつまでに到達したいかを示します。
以上のように、マンダラチャートと併せてレベル・期限も設定することで、より実現しやすい計画が立てられるでしょう。
4.まとめ
最後に、この記事をまとめます。
● やることリストの効果的な作り方として、「マンダラチャート」を紹介しました。
●「マンダラチャート」は、大谷選手をはじめ、多くの成功者を生み出したツールです。
●レベル・目標シートも併せることで、より実現しやすい計画が立てられます。
この記事が、あなたのキャリア形成の一助となることを願います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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