【現代にも役立つ】偉人の失敗談

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2021.10.7.更新

「なるべく、しなくていい失敗はしたくないなぁ」
「成功した偉人は、どんな失敗を経験したんだろう」

 この記事は、「偉人の失敗談」について紹介しています。

昔の人が経験した失敗を知ると、同じ過ちを繰り返さずに済みます。逆に、過去に起きた失敗を知らなければ、同じ失敗をして時間・体力を浪費してしまう可能性があります。

そこで、この記事では、「偉人の失敗談」について、現代の私たちにも役立つものを紹介します。

  • 記事のメリット:偉人の失敗を知り、しなくて良い失敗を避けられる

目次

1.結論:偉人の失敗談3選【参考図書あり】
① 挑戦した先で何も残せなかった
② 価値観の違いを尊重しなかった
③ 助けを求められなかった


2.詳細


3.まとめ



1.結論:偉人の失敗談3選【参考図書あり】

 まず初めに、偉人の失敗談として3つをご紹介します。

① 挑戦した先で何も残せなかった
② 価値観の違いを尊重しなかった
③ 助けを求められなかった

※参考図書:
失敗図鑑 すごい人ほどダメだった! | 大野正人 | ノンフィクション・伝記 | Kindleストア | Amazon



2.詳細

 それでは、1章でご紹介した失敗談について、1つずつ説明します。


① 挑戦した先で何も残せなかった(夏目漱石)

 1つ目は、夏目漱石のエピソードです。

漱石が、かつて英語の先生だったときのことです。ある時、漱石はイギリスへ留学をしました。ところが、留学先で様々なストレスが重なり、引きこもりに近い状態となってしまいます。
漱石の状態を知った国の人は、やむなく漱石を日本へ帰します。つまり、挑戦した先で何も残せなかったのです。

しかしその後、漱石は、気を紛らわせるために小説を書くことを勧められます。こうして生まれたのが「吾輩は猫である」です。

漱石のエピソードから得られることは、「1つが失敗しても、別の道で成功できる可能性がある」ことです。今の道が失敗しても、そこで終わるわけではなく、また別の道を模索するスタートと捉えることが大切な様です。


② 価値観の違いを尊重しなかった (マッカーサー)

 2つ目は、マッカーサーのエピソードです。

マッカーサーが日本での仕事を終え、アメリカに帰った後のことです。
アメリカの国会で、マッカーサーがドイツについて聞かれました。マッカーサーは「ドイツは『大人』である一方、日本は『子ども』である」といった内容のことを発言していまいます。

実は、マッカーサーは日本を貶める意図で言った訳ではないようでした。日本を悪く言うアメリカ人に対して、「仕方ない部分もある」と庇いたくて言ったようです。

たしかに、西洋文化については、当時の日本は未発達なところがありました。ただし、日本には「日本文化」という独自の文化があるのです。「どの国にも、その国特有の文化がある」ことを見落とした発言をしたことで、多くの日本人の信用を失ってしまいました。

現代の私たちにも、「自分と違うこと」に対する理解は、多くの場面で求められます。外国の方と会った時だけでなく、違う環境で育った日本人同士(友人・夫婦など)にも当てはまるかもしれません。


③ 助けを求められなかっ(ベートーヴェン)

 3つ目は、ベートーヴェンのエピソードです。

ベートーヴェンは、実は20代の頃から耳が聞こえにくくなっていました。ところが、耳の不調がバレて、「もう終わりだ」と思われたくなかったのか、周りに隠すという選択をしていまいます。誰にも会わないように、人の目に付かない生活をするようになります。
そして、人目を避けるうち、どんどん自分を追い込むようになってしまったのです。

ベートーヴェンの失敗は、「人に助けを求めなかった」ことでしょう。誰かに助けを求めることで、自分1人では実現しない解決策や、思いつかない解決法が見つかるかもしれません。



3.まとめ

 最後に、この記事をまとめます。

●偉人の失敗談として、以下の3つをご紹介しました。
① 挑戦した先で何も残せなかった
→1つが失敗しても、その失敗自体は悪いことではない。また別の道を模索できれば良い。
② 価値観の違いを尊重しなかった
→ 「自分と違うこと」に対して、見下したり排除したりしない。
③ 助けを求められなかった
→ 「平気なふりができる」より、「必要なときに助けを求められる」方が大事。

●他の偉人の失敗談も知りたい方は、以下のリンクからご参照ください。
失敗図鑑 すごい人ほどダメだった! | 大野正人 | ノンフィクション・伝記 | Kindleストア | Amazon


この記事が、あなたのキャリア形成の一助となることを願います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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