2021.10.10.更新
「計画を立てても、実行できた試しがないなぁ」
この記事では、「やることリストの効果的な作り方」について紹介します。
せっかく「やることリスト」を作っても、実行できなければ、リストを作った時間ごと無駄になってしまいます。私も、リストを作って実行できなかった例がたくさんありました。
ここでは、やることリストの効果的な作り方として、「マンダラチャート」をご紹介します。特に、「計画の実行」を確実にするための方法として、この記事オリジナルのものもあります。ぜひご確認ください。
- 記事のメリット:計画を実行に移し、実現する確率が上がる
目次
1.結論:「マンダラチャート」について
2.根拠:「マンダラチャート」はどれくらい凄いのか
3.詳細
4.まとめ
1.結論:「マンダラチャート」について
まずは、やることリストの効果的な作り方「マンダラチャート」について解説します。
マンダラチャートとは、目標達成のために利用されるフレームワークのことです。
具体的には、9×9マスのフレームを用意して、そのマスを埋めていくことで目標達成を目指すというものです。中央のマスに目標を書き、その目標を実現する手段を周りの8マスに書き、…を繰り返します。(詳しい書き方は、3章でご紹介します)
具体例として、「セミリタイア」を目標としたマンダラチャートを参考にしてみてください。
【世界初?】セミリタイア向けのマンダラ・チャートを作成してみたよ | 40代でセミリタイアしたレオのブログ (fireretire01.com)
2.根拠:「マンダラチャート」はどれくらい凄いのか
「こんなマス埋めで、本当に目標達成できるの?」と思われたかもしれません。
ただ、この方法は、現在メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手も昔使った手法なのです。
大谷選手の場合、「8球団でドラフト1位」を目標として、マンダラチャートを作成していました。
【マンダラチャートとは】大谷翔平選手も実践した目標達成の手法を解説! | デジマール株式会社|デジタルマーケティングエージェンシー (digimarl.com)
他にも、多くの方が、マンダラチャートで目標を実現しています。それほど、効力のあるツールなのです。
3.詳細
では、マンダラチャート作り方と、立てた計画を実行する手段について、詳しく見ていきます。
この記事では、
(1)マンダラチャートの作成
(2)実行計画の作成
の2段階で進めていきます。
(1)マンダラチャートの作成
まずは、マンダラチャートの作り方をご紹介します。
①エクセルで9×9マスを用意する
まずは、エクセルで以下のような9×9マスを準備します。
②中央マスと周囲8マスを埋める
次に、中央のマスと周囲8マスを埋めます。
中央のマスには、あなたが叶えたい「目標」を書きます。
そして、周囲8マスには、「目標達成に必要な要素」を書きます。
2章でご紹介した大谷選手の例では、「目標」が8球団でドラフト1位指名されること、「目標達成に必要な要素」は、「体づくり」「変化球」…と書いています。
③周囲8マスの内容をコピーする
周囲8マスの外側にある、下図の色付きマスに、周囲8マスの内容をコピーします。
このとき、手書きで書き写すのではなく、エクセルの「=」を使ってコピーしましょう。こうすることで、周囲8マスを書き換えたときも、自動でコピー部分も併せて更新されます。
④ 残りのマスを埋める
最後に、空いている残りのマスを埋めます。
③で書いた「目標達成に必要な要素」の実現に必要なことを、さらにその周囲の8マスに書いていきます。
大谷選手の例では、「体づくり」のために、「サプリメント」「柔軟性」などを書いています。
(2)実行計画の作成
次に、作ったマンダラチャートを実行するための方法をご紹介します。
①新たにシートを作り、一部のマスに色を付ける
マンダラチャートのシートとは別で、新たにもう1つシートを作ります。
下図のように、9行ごとに1行、色付きマスがあるようなデザインにします。
②色付きのマス→色なしのマスの順に埋める
まずは、色付きマスを埋めます。
色付きマスには、マンダラチャートで書いた「目標達成に必要な要素」を書きます。ここでも、手書きではなく、エクセルの「=」でコピーしましょう。
色付きマスの隣の色無しマスには、マンダラチャートの「要素の実現に必要なこと」を書きます。同じく、エクセルの「=」でコピーします。
「要素の実現に必要なこと」の横のマスには、レベルと期限を書きます。
レベルとは、どの程度まで達成したいかを示します。例えば、職のスキルアップでは、「資格試験で○点」「○人中1番の能力」などです。
期限とは、設定したレベルにいつまでに到達したいかを示します。
以上のように、マンダラチャートと併せてレベル・期限も設定することで、より実現しやすい計画が立てられるでしょう。
4.まとめ
最後に、この記事をまとめます。
● やることリストの効果的な作り方として、「マンダラチャート」を紹介しました。
●「マンダラチャート」は、大谷選手をはじめ、多くの成功者を生み出したツールです。
●レベル・目標シートも併せることで、より実現しやすい計画が立てられます。
この記事が、あなたのキャリア形成の一助となることを願います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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