2022.1.10.
「いつも『説明が分かりにくい』って思われてしまう…」
この記事は、「説明が苦手な方におすすめの本」をテーマに書いています。
説明が上手くできない場合、さまざまな場面で損をする可能性があります。仕事では「要領が悪い」と思われたり、プライベートでは「話し下手」だと思われたり…。
私自身、説明が得意な訳ではなかったため、さまざまな本を参考に試行錯誤しました。
この記事では、説明が苦手な方におすすめの本を、タイプ別にご紹介します。
- 記事の対象:説明することに少しでも苦手意識がある方
目次
1.結論:説明が苦手な方におすすめの本(タイプ別2冊)
① 口での説明が苦手な方…『説明の一流、二流、三流』
② 文章での説明が苦手な方…『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
2.詳細
3.まとめ
1.結論:説明が苦手な方におすすめの本(タイプ別2冊)
まず初めに、説明が苦手な方におすすめの本として、タイプ別に2冊ご紹介します。
① 口での説明が苦手な方…『説明の一流、二流、三流』
→ 説明の一流、二流、三流 | 桐生 稔 | 言語学 | Kindleストア | Amazon
② 文章での説明が苦手な方…『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
→ 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 | 藤吉 豊, 小川 真理子 |本 | 通販 | Amazon
2.詳細
1章でご紹介した2冊について、順にご説明します。
① 口での説明が苦手な方…『説明の一流、二流、三流』
1冊目は、口での説明が苦手な方向けです。『説明の一流、二流、三流』です。
本書では、説明力が一流の場合/二流の場合/三流の場合、の3パターンに応じて、説明にそれぞれどんな特徴があるかを解説しています。
説明力が一流の場合の例を、以下にいくつか例示します。
・相手の理解度に合わせて説明する
説明が苦手な方は、相手がどこまで理解しているかに関わらず、いきなり説明を始めてしまいます。そして、理解が足りていない相手に難しい説明から入ったり、理解度の高い相手に初歩の説明から始めたりしてしまいます。
一方、説明が上手な方は、まず相手がどの程度理解しているかを確認します。そして、説明が必要な部分に絞って説明するのです。
これにより、相手の時間も自分の時間も無駄にせずにすむのです。
・数字を2つ使う
説明が苦手な方は、数字を使わずに抽象的な表現を使ってしまいます。
例えば、エラーが発生したとき、「エラーの数はそこまで多くなかったです」といった感じです。
一方、説明が上手な方は、数字を2つ使って説明します。
例えば、先ほどのエラーが発生したケースだと、「エラーが2件出ましたが、全体の1%なので問題ありません」といった感じです。
具体的な件数を出すことで、現場の状況が正確に分かります。さらに、割合を出すことで、その件数が多いか少ないかが分かるのです。
本書では、その他、さまざまな特徴が挙げられています。ぜひご一読ください。
※リンク先:
説明の一流、二流、三流 | 桐生 稔 | 言語学 | Kindleストア | Amazon
② 文章での説明が苦手な方…『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
2冊目は、文章での説明が苦手な方向けです。『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』です。
本書では、文章術にかかわるさまざまな名著のポイントが、1冊に集約されています。よって、本書を1冊読むだけで、多くの名著を読むのに匹敵する効果を期待できます。
さらに、集約されたポイントが、重要な順に並べられている所も特徴です。忙しい方は、重要な所に絞って繰り返し学習するのも良いでしょう。
この記事では、参考までに、本書で紹介された「重要ポイント」のうち、1~3位をご紹介します。
・1位…文章はシンプルに(1文60字以内、1センテンス1メッセージ、等)
(出典)「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 | 藤吉 豊, 小川 真理子 |本 | 通販 | Amazon
・2位…伝わる文章には「型」がある(結論が先・説明が後、PREP法、等)
・3位…文章も「見た目」が大事(ひらがなと漢字はバランス重視、等)
上記を含め、文章の書き方については下記の記事でも取り扱っています。
→ 参考ブログ:読みやすい文章の書き方【具体例・本紹介あり】 | みのりぐ (minorig.com)
もっと深く知りたい!という方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。
※リンク先:
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 | 藤吉 豊, 小川 真理子 |本 | 通販 | Amazon
3.まとめ
最後に、この記事をまとめます。
●説明が苦手な方におすすめの本として、タイプ別に2冊ご紹介しました。
① 口での説明が苦手な方…『説明の一流、二流、三流』
→ 説明の一流、二流、三流 | 桐生 稔 | 言語学 | Kindleストア | Amazon
② 文章での説明が苦手な方…『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
→ 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 | 藤吉 豊, 小川 真理子 |本 | 通販 | Amazon
この記事が、あなたの人間関係形成の一助となることを願います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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